日本エコ、ZEHに関する特許取得 ソーラー・エナジー・ソリューションズと共同で

2014.10.22

PVeye

 太陽光販売・施工大手の日本エコシステム(東京都港区、白髭博司社長)は10月22日、ソーラー・エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区、森上寿生社長)との共同出願で、「電力入出力管理システムとそのためのサーバ装置および分電盤」についての特許を取得したと発表した。
 今回、取得した特許は、住宅での電力エネルギー全般を管理・制御することにより、最適かつ効率的な活用ができるスマートハウスを構築するもの。災害時や停電時において、電力供給や蓄電、消費を管理・制御、安定的かつ長時間の活用を実現し、環境エネルギーに対する意識を向上させ、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指したエコライフスタイルを担うものになるとしている。
 特許番号は「特許第5578524号」、取得日は2014年7月18日。特許権者はソーラー・エナジー・ソリューションズと日本エコシステムである。
 特許の主な概要は以下の通り。

1.スマート分電盤
(1)通常時の使用
通常時、電力消費量を分電盤にて測定、深夜の安価な電力で充電した蓄電ユニットの電力を、日中の高い単価の電力時に蓄電池の残量を考慮しながら使用することが可能。また、消費電力量を自宅のパソコンや、携帯電話・スマートフォンで確認することができる。
(2)非常時の使用
停電や非常時には、限られた電力を適正に使用できるよう、消費側の家電製品への電力を制限することができる。また、非常時には独立運転を開始する。

2.HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)機能
(1)電力消費状況詳細情報の提供
パソコン・携帯電話・スマートフォンを通じて、リアルタイムで電力供給・消費電力・蓄電ユニット残量状況を確認することができる。
(2)情報の提供
太陽光発電などの売電情報、電力の買電情報・天気予報からの発電予測の提供を行い、太陽光発電システムや蓄電ユニットの稼働状況を監視。正常に発電・蓄電しているかを監視することができる。

3.HEMS機能とスマート分電盤との連携
HEMS機能とスマート分電盤を連携し、通常時・非常時での電力供給の最適化制御設定を行う。天気予報から予測発電量を算出し、電力供給の当日・翌日及び週単位での最適化シミュレーションを設定することが可能となる。
(1)通常時の使用
通常時の日中は、太陽光発電で発電した電力の売電が最大になるための電力の買電・蓄電ユニットからの供給設定を行い、通常時消費電力から売電金額を算出することができる。また、買電を最小に抑えるための回路単位での消費電力を設定制御することも可能。
(2) 非常時の使用
非常時の日中は、太陽光発電で発電した電力から、消費と蓄電池への充電を制御回路単位での最少電力消費設定制御と、蓄電ユニットへの充電の最大化が可能となる。

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