ソーラーフロンティア（東京都港区、平野敦彦社長）は4月19日、米国・カリフォルニア州のEPCプロバイダ大手であるスタテンソーラー社の太陽光発電プロジェクトに同社のCIS薄膜太陽電池が採用されたと発表した。
　同社の太陽電池が採用された太陽光発電プロジェクトは16件。米国・カリフォルニア州トゥーレアリ郡及びカーン郡の農場で、アーモンド、ピスタチオ、葡萄などを育てている。各発電所の規模は、最大522kW。現在までに3件が運転開始、残る13件は2016年中の竣工を予定している。
　ソーラーフロンティア・アメリカズのチャールズ・ピメンテルCOOは、「スタテンソーラー社は、太陽光発電における専門知識を活かして、農家が運営経費を削減するために役立つエネルギーソリューションを提供しています。これらの農場向けの太陽光発電プロジェクトにソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池が採用されたことを嬉しく思います」とコメント。一方、スタテンソーラー社のサンディパン・バノット会長兼マネージングディレクターは、「当社は、ソーラーフロンティア製品の品質と性能、および顧客サービスに満足しています。当社は、暑いセントラルバレーにおいてお客様のニーズに合った最高のソリューションの提供を目指しておりますが、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、実際の設置環境下において、優れた実発電量を発揮すると言う点で最適な選択肢です」とした。