IHI、相馬事業所内に大容量リチウムイオン蓄電システム導入

2014.01.29

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 IHI(東京都江東区、斎藤保社長)は1月19日、福島県相馬市のIHI相馬事業所内に、国内最大となる2,800kWhの蓄電容量を持つコンテナ型大容量リチウムイオン蓄電システム(Smart Energy Storage System:SESS)を設置したと発表した。今後、試運転を経て、2014年4月から本格稼働する予定だ。 
 今回の蓄電システムの導入は、東日本大震災による東北電力管内の電力不足を鑑みたIHIグループが取り組む地球環境保全活動の一環として、事業所内の電力需要安定操業の確保を目的に実施するもの。相馬事業所に導入するシステムは電池容量2,800kWh、最大出力1,000kW。昨年導入した1,000kW太陽光発電システムによる電力と、電気使用量の低く、電気料金が安価な夜間に蓄電した電力を組み合わせることで、工場全体の消費電力ピークの抑制を確実に実施することが可能となったという。
 なお、SESSは、安全性に優れたオリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池を使用、屋外設置性に優れたコンテナ内部にラック&トレイ方式で蓄電池を格納し、容量と出力はユーザーニーズに合わせて変更できるもの。変動が激しい再生可能エネルギーによる発電量を平準化し、時間帯による消費電力の変動を抑制するシステムである。米国やチリ、ブラジルなどですでに複数のシステムが稼働している。同社は2009年にA123Systems社と事業提携を結び、リチウムイオン電池システムの事業化を開始。これまでに東京消防庁向け非常電源や電気バス向けなどの納入実績を有する。同社は、「IHIリチウムイオン電池システムの優れた安全性と競争力を活かし、今後とも、低炭素社会の実現に向け、より一層リチウムイオン電池事業を推進していきます」とコメントしている。

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