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スワロー工業 住宅用太陽光向け 鳥害対策システム発売

設置イメージ

太陽光取付金具などを製販するスワロー工業(新潟県燕市、原田雅史社長)は11月、住宅用太陽光発電設備向けの鳥害対策システムを発売した。取付けの手間を減らし、施工費の低減を図った。

一般的な鳥害対策システムは太陽光パネルと屋根の両側に接着剤などを使用して固定金具を取付け、ネットやフェンスを装着する。しかし同社は、太陽光パネル側はクリップ式の専用部材の取付けにとどめた。それによって、施工時間は「2時間ほど」(同社営業部PV事業課の吉田達央係長)と、一般的なシステムの取付け時間の半分まで短縮した。

太陽光パネルに接着剤をつけると、メーカーによっては保証が付与されないケースもあるが、同製品であれば保証は継続されるという。また、取り外しが簡単にできるため、太陽光発電設備のメンテナンスがしやすい。

同システムの販売単価は太陽光発電設備4~5kW程で5万円が目安となる。

太陽光パネル側はクリップ式の金具を取り付けるだけなので、施工時間が短く済む

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