第10回
【ドローン】
ドローン(無人航空機)に赤外線サーモカメラを搭載し、上空から太陽光パネルの状態を撮影すれば、O&M(管理・保守)の効率が飛躍的に高まるかもしれない。ドローンの利点や使用に際しての注意事項を解説する。
パネルに発生した故障の大半は異常発熱を伴うので、O&M業者はまずサーモカメラでパネルを撮影し、大体の故障個所を把握したあと、故障の疑いがあるパネルのみ精密な点検を実施して作業効率の向上を図っているのではないだろうか。ただ、特に大型の発電所では、撮影に多大な時間と労力を要し、人件費が嵩む。発電所が傾斜地に立つ場合は撮影自体が難しい。
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