米国PVレポート

大規模店舗に商機あり⁉ 米国で広がる屋根置きPV

住宅リフォーム米最大手のホーム・デポや世界最大のスーパーマーケット、ウォルマートは、店舗や倉庫などの屋根に太陽光発電設備を導入しています。今回は米国の屋根置き太陽光発電市場をレポートします。

モベヤン・ジュンコ

1997年サンディエゴ州立大学でMBA(国際経営学)取得。99年京セラ北米統括本部に入社。2006年から太陽光発電調査会社の米ソーラーバズのシニアアナリストとして活躍。13年よりジャーナリストとして、米国の太陽光発電政策や市場のトレンドなどに関する記事を日欧米のメディアに多数執筆している。

ニュージャージ州の店舗に導入された太陽光発電(出所:ホーム・デポ社)

米ジョージア州に本社を置くホーム・デポは、今年8月に米国内50店舗に計22MWの太陽光発電設備を導入すると発表しました。同社の1店舗あたりの平均屋根面積は9662㎡で、約1000枚の太陽光パネルを設置し、店舗の年間電力消費量の30〜35%を削減できると予測しています。その規模は米国の一般家庭2300世帯の年間電力需要に相当するそうです。

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