Vol.6
むかわ太陽光発電所
太陽光発電所の開発やO&M(管理・保守)を手がけるCSSは今年3月、北海道勇払郡むかわ町に出力19MWの『むかわ太陽光発電所』を建設した。建設に際し100haの森林を購入し、そのうち30ha以上の土地で林地開発を実施したが、残る70haには手をつけていない。
19MWの発電所を建設するためならば、30ha分だけ土地を購入すればよいかもしれない。だが、二酸化炭素を排出しない太陽光発電設備の建設のために、大規模に森林を伐採するようでは本末転倒といえよう。
そこで、CSSは太陽電池を設置しない70ha分まで土地まで購入し、発電所の運営をしつつ周辺の森林の育成を行っている。その他発電所の近くには田畑も多く存在するので、大規模な調整池を設置し、土砂が流出しないよう努めたという。