京セラ
家庭用蓄電池の販売強化
住宅用太陽光に本腰
2013年度から高水準の生産が続く京セラ。国内生産を強みに太陽電池モジュールの競争力を高めているが、FITのプレミア期間が終了し、マーケットが縮小する可能性も出てきた。どのような戦略を描いているのか。
インゴットからウエハ、セル、モジュールまで国内で一貫生産している京セラは、年産1.2GWのセル・モジュールラインのフル稼動が17年上期まで続く見通しだ。円安が続き、海外産モジュールを扱う競合他社が原価上昇に苦しむなか、同社は国内生産で競争力を高め、受注を伸ばしている。昨年度末の軽微変更ルールの改定に伴う商戦でも、京セラに切り替える事業者が多かったといわれている。
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