シナネン・ユアサ商事
共同で小規模産業用パッケージシステム発売
シナネン（東京都港区、﨑村忠士社長）は、ユアサ商事（東京都中央区、佐藤悦郎社長）と共同で4月より、出力50kW未満の小規模産業用の地上設置型太陽光発電パッケージシステムの販売を開始する。ユアサ商事の調達力やシナネンのアフターメンテナンス力に加え、両社の有する全国ネットワークを活用し、拡販していく方針だ。
発売するパッケージシステム「たっちー野」は、出力6kWを1パックとし、最大8基、合計出力48kWまで拡張が可能。土地確認や現地調査、申請手続きのほか、システムや施工から、長期保証やメンテナンスまでオールインパッケージ化したものとなっている。
太陽電池モジュールは東芝、カネカ、ソーラーフロンティアから選定し、パワーコンディショナはオムロン製などの屋外設置型を採用、架台はタキゲン製造製単管パイプ架台を用いる。信用力や安心感、品質を重視し、国内メーカーを選定したという。
アフターメンテナンスについては、製品保証・盗難保証・自然災害保証をそれぞれ10年、売電利益保証5年を付与する。また、シナネンの100％子会社で太陽光メンテナンス専門会社である太陽光サポートセンター（東京都港区、川名英二社長）による定期メンテナンスも提供していく予定だ。
施工については、両社の有するネットワークなどを活用し、全国対応する。また、認定店研修制度も準備しており、自社施工を実施したい販売・施工店でも工事が実施できるようにしている。
説明会も開催している
