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PVeye 2014年9月号

特集「新電力の熱気と現実 PV企業の商機やいかに」

特集1) 新電力の熱気と現実 PV企業の商機やいかに
新電力ビジネス3つのハードル/買取り価格+αでも差益を生み出す中間ビジネス/昭和シェル石油が示した電力小売の現実と可能性/東洋システム開発、需給予測からバランス監視までパッケージ提供/目指すは電力版セレクトショップ 太陽光電源も活用する エナリス 
特集2)1年後に迫った改正FIT法のゆくえ/メガソーラーマップ2014 総件数1,643
特集3)太陽光金具メーカーのモノづくり
ニュース)沖縄でマーケット消滅の危機 ほか
データ)世界市況データ/固定価格買取制度における再生可能エネルギー発電設備を用いた発電電力量の買取実績/国内太陽光関連企業決算データ など

活気冷めやらぬ国内の太陽光市場だがブームは永遠に続かない。丸2年も経過したのだから、そろそろ次の手を打たねば。気になるのは電力市場。2016年に全面開放されるらしい。しかもその規模7.5兆円。ここは一丁、太陽光で参戦しようか。血気盛んな事業家でなくとも、そんな気にさせられる。眩い輝きを放つ新電力マーケット。その熱気と現実に迫る。

 

新電力ビジネス3つのハードル

2016年に電力小売マーケットが全面自由化されるとあって、多種多様なプレーヤーがこぞって参入を目指している。だが、事業化を果たすには、少なくとも3つのキーポイントが浮かび上がる。電力会社になるために超えるハードルとは。

 

昭和シェル石油が示した電力小売の現実と可能性

電力小売で先行している昭和シェル石油出力20万㎾の火力電源を保有して電力小売へ展開しているが、全面自由化後の事業性や市場動向をどう見ているのか。

 

東洋システム開発、需給予測からバランス監視までパッケージ提供

電力小売事業を実施していくうえでカギを握るのが受給管理。需要と供給をいかにバランスさせていくかが事業を成功に導くポイントだ。では、その需給管理はどうすればいいのか。自前でシステムを構築するのもいいが、メーカーから購入するのも選択肢の一つだ。

 

 

目指すは電力版セレクトショップ

太陽光電源も活用する

エナリス 燃料・電源開発事業本部長 高橋直弘取締役 執行役員

新電力会社の運営をサポートするエナリス。電力小売の知見を携え、業務代行用を展開、太陽光企業の参入も積極的に支援している。その狙いは何か。

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eye sight

沖縄でマーケット消滅の危機

連携限界 住宅用も接続不能に

 

沖縄県の太陽光発電市場が消滅の危機に直面している。沖縄電力が7月末、管内の接続申請量が接続許容量を超えたため、8月以降の申請分から住宅用太陽光を含むすべての太陽光設備の接続が難しいと発表した。住宅用太陽光の販売店が軒並み廃業に追い込まれる懸念もある。

 

群馬北部の連系問題に光明?!

東電、工事負担金を入札で按分

 

36円認定分の報告徴収開始

13年度認定量46GWの運転開始率を探る

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パネルの下の力持ち!

太陽光金具メーカーのモノづくり

 太陽電池モジュールを屋根に取り付ける太陽光金具。その存在は目立たないが、強風や豪雨、大雨に晒されても、モジュールを20年間支え続けるという大役を担っている。太陽光発電の屋根上設置のニーズが拡がるなか、太陽光金具の役割と機能が重要性を帯びてきた。マーケットの動静とメーカーの取り組みに迫る。

 

新潟の両雄!

サカタ製作所とスワロー工業の開発力

 

「20年より先を見据えた製品づくりを」

栄信 尾崎哲也 代表取締役社長

 

 

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転売マーケット

太陽光発電所のトレード 本格化の兆し

 

 

企業探求

安川電機

パワコンで米国進出 世界戦略の第一歩

 

安川電機が太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)で世界に打って出る。その第一弾として、米PCSメーカーのソレクトリア社の買収を足掛かりに米国に進出する。

 

 

  • 企業探求

太陽光第二幕“改革か踏襲か”                     

1年後に迫った改正FIT法のゆくえ

 

2015年度のFIT制度の見直し期限まで残り1年あまり。58GWまで膨れた設備認定を見て、その費用負担額に驚愕した産業界は猛反発し、国民感情やさらに送電線の占拠を巡って、太陽光偏重からの揺り戻しが水面下で議論され始めている。制度見直しの内実に迫った。

 

 

メガソーラーマップ2014

総件数1,643

 

太陽光発電に対する買取制度が、最近なんだか騒がしい。2014年4月末で設備認定が65.6GWを超え、認定すべてが導入されれば費用負担は44兆円(20年間累計)になる。こうした膨大な賦課金試算を前に、買取り価格の引き下げ、価格改定の時期、産業界への負担軽減を求める声が増え、太陽光発電は悪者扱いされ始めた。

 

だが、わずか2年で2.5兆円もの市場規模を創出し、総雇用数21万人という経済効果をもたらしたパワーは圧倒的だ。さらに16年に電力小売り自由化が始まれば、分散型電源としての貢献も期待でき、ビジネスチャンスはまだまだ拡大するはず。そこでメガソーラーマップ2014を作成した。各地で動き始めた発電所の数1,643件。都道府県ごとに発電規模順にランキング化している。PPSの発電源として、あるいは転売マーケットのリストとして、利用価値は様々。とくとご覧あれ。                 

 

  • 企業探求
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多角化戦略に舵切る中国中堅メーカー

 

市場は世界90カ国

EPCで前年比70%の成長を

ETソーラー 沈荣副総裁

 

発電事業でモジュール出荷を後押し

上海航天機電 石磊副総経理

 

 

 

 

パネルと架台を一体設計  

DIYで誰もが設置できる太陽光を

エスティージェイ 相澤寛代表取締役

 

  • 企業探求

 

富士アイティ、遠隔監視サービスで売上4億円へ

日立化成、太陽電池封止シート向け

波長変換粒子発売

サンテックパワージャパン、14年モジュール出荷500MWへ

サンコーテクノ、杭基礎工法で技術審査証明書を取得

EPC大手マルティフェル・ソーラー日本でO&M開始へ

エヌ・ピー・シー、新メンテナンスサービス開始

RECソーラー、ハーフカットセル設計の新製品開発

太陽誘電、無線ストリング監視システムを新開発

エクソル、米ファースト・ソーラーとモジュール供給契約

日本最大メガソーラーで新技術 ストリング監視解析と巡視点検記録

中ハイタイ・ニュー・エナジー 日本向け400MW出荷へ

関西で太陽光展示会 9月3日から開催

日鉄住金物産 低圧パッケージ発売

産廃跡地に太陽光 国際航業が和歌山で開発

西部電気工業 太陽光受注50MW突破へ

新世紀PV会、業務用専門委員会開催

 

 

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)/固定価格買取制度における再生可能エネルギー発電設備を用いた発電電力量の買取実績/国内太陽光関連企業決算データ

 

 

 

 

東芝三菱電機産業システム

250㎾新型パワコン発売

 

ネグロス電工

樹脂製PVラックケーブル保持具の新製品

 

  • 企業探求

発刊日 2014年08月25日
定価 1,940円
コード 雑誌80109-8 4910801090840 01796

PVeye 2024年11月号

徹底検証!系統用蓄電ビジネスの要諦

発刊日:
2024年10月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年10月号

押さえておきたい再エネ新常識6選

発刊日:
2024年09月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年9月号

徹底考察!再エネ企業家のための持続可能な経営術

発刊日:
2024年08月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年8月号

持続可能への飽くなき挑戦 オフサイト太陽光サバイバル

発刊日:
2024年07月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年7月号

ゼロカーボンへの果てしなき挑戦 地域脱炭素のいま

発刊日:
2024年06月25日
定価:
1,980円

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