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PVeye 2015年5月号

特集「ダメ発電所なんかいらない!! 新O&Mのトリセツ&処方箋」

 20GWの太陽光発電所が完成し、本格的なO&Mがスタートし始めた。だが、設計ミス・施工不良を抱えたまま稼働してしまったダメ発電所が次々に登場。
 年率1%程度、性能劣化が進行する太陽電池はまるで生き物。知らず知らずのうちに発電低下していることも。ましてや20年間の野ざらしとなれば、劣化しない機械などないはず。
 いまあなたが持っている発電所の健康状態はどうなのか。きっちり、がっちり診断してくれるかかりつけ医(O&M)はいますか?知らなきゃ怖いO&Mのトリセツ、その処方箋をお届けします。

【特集1】

ダメ発電所なんかいらない!! 新O&Mのトリセツ&処方箋

20年間の安定稼働に必要なO&Mとは何か。発電所の建設ラッシュはもう誰にも止められない。「遠隔監視からくる駆けつけ、とりあえずの定期点検、オプションで除草とパネル洗浄」。果たしてこれが真のO&Mなのだろうか。

いや違う。「安定稼働で期待発電量をがっちりキープ」「転売や上場、証券化を目指すなら、発電所の資産価値向上を」というように、O&Mも進化し始めている。

舐めたら怖いO&M。そのトリセツ&処方箋を紹介していこう。

 

 

「メンテは時間軸でなく機器コンディションで診る」ジャパン・リニューアブル・エナジー 指宿正執行役員

発電事業者にとって、発電所の安定稼働は事業収益そのものだ。国内で11カ所、約58MWの太陽光発電所を運転するIPPのジャパン・リニューアブル・エナジーは、自社のO&Mについて、CBM(コンディション・ベースド・メンテナンス)を理念にしているという。同社のO&Mとは。

 

 

O&Mのトリセツを一挙公開!

何となく月1回の目視・巡視検査と年1回の定期診断が必要だということは解るが、EPCが提示したO&Mメニューをただただ黙認している。あるいは回転機器がある風力ならまだしも、そのほとんどが静止機器から構成される太陽光発電だけに、「O&Mは必要ない」と錯覚している発電初心者も案外多い。

もちろん、やみくもにO&Mにコストをかけ、収益性を犠牲にする必要はない。重要なのはO&Mのメリハリだ。そこで設計ミス・施工不良が原因で起こってしまった発電トラブルの事例と共に、トリセツと処方箋を紹介する。

 

どうする、どーなる 太陽光発電所の20年ビジネス マネジメントで"価値"を付けよう

太陽光発電の"O&M"。最近良く耳にするこの言葉だが、本当に事業になるのか。そのまま言えば、発電所を運用しながら、保守を行うこと。ただ、これって実は奥が深いビジネスなんです。

 

発電所の価値お教えします!

日本のデューデリ最前線

 

セカンダリーマーケットやインフラファンドが始動すれば、発電所の売買や上場、証券化などの試算の流動化が進むはず。そのとき求められるのは、「40円のビンテージものなら1MW5億円」といった言い値ではなく、適切な値付けだ。その切り札とされるデューデリジェンス(DD)。DDがあなたの発電所の価値を測ります。

 

 

 

【特集2】

HEMS徹底入門

 

 新たな商材として期待されているHEMS(家庭内エネルギー管理システム)。住宅用太陽光システムとセットで売られるようになったが、決して太陽光の付属品の類ではない。新たなマーケットを生み出す力も秘めている。いまのうちにHEMSの魅力を知っておこう。

 

 

   

   太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。

 

 

​   太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。

 

 

  • 太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。
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  • 脱原発を巡って二分する、主要7党のエネルギービジョン
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新世紀PV会幹部が語る 

太陽光20年の軌跡と展望

 

太陽光市場の拡大に伴い、様々な業界団体が立ち上がったが、1990年代の黎明期から販売・施工を中心に活動してきた全国組織は少ない。

そんななか、システムインテグレータのエスイーエム・ダイキンが運営する『新世紀PV会』が今年創立20年を迎える。同会の歴代幹部に太陽光業界の軌跡と展望を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

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神戸物産 IPP355MW超へ 次のステージはO&M

 

太陽光のIPP事業を推している神戸物産。3月に北海道で13カ所目となる太陽光発電所を稼働させ、自社発電所の総出力は15.6NWに達した。経産省の許可及び電力会社の契約締結済みの案件が355MWを超えており、今年から建設を本格化する。

 

 

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KIXメガソーラー[大阪府]

未来を拓くか、漆黒のパネル

 

 

 

eye sight

 

サンアースソーラーパワー、発電所開発に力点 15年モジュール出荷1GWへ

 

フォノソーラー、モジュール出荷3割増の450MW 日本向けOEM強化

 


インサイドニュース

 

豊通、オリックスとPVカーポートを設置 

アブリテックジャパン150Wモジュールを発売

リバースN51 パネル全自動洗浄装置発売へ

豊中計装、ノイズに強いストリング監視システム

YBK、PV向け防草材拡販へ

キングダムソーラージャパンが社名変更

日本気象協会、30分毎の日射量予測を開始

千代田興産、パッケージ型遠隔監視のオプション機能追加

ソロパワー・ジャパン、カーポート向け薄膜モジュールを供給

 

 

新製品 Products Review

 

1)富士電機機器制御 PV向け電磁接触器のラインアップ拡充 定格550A追加

 

2)ループ 自社ブランドPCS発売 34㎾機で分散設置提案

 

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MARKER&DATA

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格) / 2014年ポリシリコン生産能力ランキング/ 世界太陽光関連企業2014年本決算データ

 

 

発刊日 2015年04月24日
定価 1,940円
コード 雑誌80109-4 4910801090451 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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