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PVeye 2017年9月号

特集「太陽光発電の支持率回復へ!今放て〝3本の矢〟」

太陽光発電に対するイメージが悪化している。
メガソーラー建設への反対運動や不良施行による太陽光発電の倒壊事故が取り沙汰されているからだろうか。一部の販売会社による悪徳な訪問販売のせいかもしれない。あるいは、太陽光発電の普及が、電力の安定を阻害し、電気代の高騰を招くとする言説が喧伝されたためなのか。
太陽光発電の支持率回復へ、放つべき〝3本の矢〟をまとめた。

 

太陽光発電の支持率回復へ!
今放て〝3本の矢〟

太陽光発電に対するイメージが悪化している。メガソーラー建設への反対運動や
不良施工による太陽光発電所の倒壊事故が取り沙汰されているからだろうか。
一部の販売会社による悪徳な訪問販売のせいかもしれない。あるいは、太陽光発電の普及が、電力の安定供給を阻害し、
電気代の高騰を招くとする言説が喧伝されたためなのか。しかし、エネルギー自給率の向上とCO2排出削減の観点に立てば、太陽光発電は有効なエネルギーだ。太陽光発電の普及なくして持続可能なエネルギー社会は実現しないといっても過言ではなかろう。ならば、我々の手で太陽光発電を国民に広く支持される
電源にしなければならない。
太陽光発電の支持率回復へ、
放つべき〝3本の矢〞をまとめた。

【第一の矢】

〝儲け原理主義〟を改め太陽光電力で地域還元を!

ネガティブな印象を抱く国民に太陽光発電を受け入れてもらうには、地元住民への配慮が欠かせない。〝儲け原理主義〟を今すぐ改め、僅かでも利益を地元へ還元するべきだろう。カギは市民発電所や太陽光電力の地産地消モデルだ。

パネル撤去求め住民が事業者を提訴 北杜市

日本有数の日射量を誇る山梨県北杜市。太陽光発電所の数も多いが、太陽光パネルの設置を巡り、住民と事業者の間でトラブルが発生している。中には訴訟まで至ったケースもある。

 

「売り手が太陽光の意義を説明せよ」

日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 辰巳菊子常任顧問

 

太陽光発電に対し、消費者がネガティブな印象を抱くのはなぜか。
消費者心理に詳しい辰巳菊子氏に話を聞いた。

 

太陽光電力の自給を促す藤野電力の独立電源普及プロジェクト
 

 

【第二の矢】
顧客主義に立ち返り信頼を取り戻せ

太陽光発電のコアな支持層であるはずの発電事業者のなかにも、離反者が出始めた。相次ぐ販売・施工会社の撤退で事業継続に不安を抱え、二転三転する制度運用に翻弄されたためだろう。
事業者の支持をつなぎとめるには原点回帰しかない。

 

 

「〝三方良し〟で持続可能な発電事業を」

京都大学大学院経済学研究科安田陽特任教授

 

【第三の矢】

「不安定電源」と「国民負担」を切り崩せ

 

太陽光発電の普及拡大に異議を唱える識者は、異口同音に「不安定電源」と「国民負担増」を突きつける。一面的な非難は、太陽光発電の社会的意義を見落としかねない。太陽光推進派が論陣を張って抗戦した。

 

ポストFITへ!

ミクロVPPを生むハイブリッド蓄電池選択

 

「2030年に再エネ44%を目指すべき」

自民党再生可能エネルギー普及拡大議員連盟事務局長代行・衆議院議員秋本真利氏

 

「太陽光を軸に再エネを増やし、地域に利益を還元する仕組みを」

自然エネルギー市民の会 和田武代表

 

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  • 太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。

     

 

 

 

          

        

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  • 太陽光発電は政治情勢によって揺れ動く―――。
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間近に迫る普及率10%!
掘り起こせるか

既地区住宅PV

1992年に日本で初めて住宅用太陽光発電設備が系統に連系されてから₂₅年。
住宅用太陽光の累計導入件数はいまや200万件を超えた。目前に迫る普及率₁₀%の大台を突破し、住宅の標準装備となれるのか。閉塞感漂う既築住宅向け太陽光市場を追う。

 

ネクストエナジー

住宅市場に本腰
自社型蓄電池販売開始

 

 

 

    

サンテックパワージャパン

 

100年企業に向けO&M・発電事業を強化

18年に蓄電システム発売へ

 

今年7月で創業50年を迎えたサンテックパワージャパンが次の50年を見据えた事業戦略を示した。O&M(管理・保守)や発電事業を強化しながら自家消費時代を睨み、製品開発を進める。同社の描く青写真とは

 

 

モビリティソーラー

V最高速度135km/hのレーシングカー

24.13%超高効率セルで光から動力へ

〝変換効率レース〟を制す

発電所トラブル後絶たず対策は業者の〝目利き〟

太陽光パネルの故障や太陽光発電所の施工不良が後を絶たない。あるO&M(管理・保守)会社は携わった発電所の5割以上で不具合が検出されたという。機器の故障を放置すれば、漏電や火災事故に発展しかねない。対策が急務だ。(本誌・岡田浩一)

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Vol.16さらべつソーラーパーク

 

            

エクソル鈴木伸一社長

「エクソル〝なら・だけ・しか〟をつくり上げていく」

激動する市場を乗り越えるべく構造改革を断行した
太陽光専業企業のエクソル。狙い通り1年での黒字転換を
実現した。鈴木伸一社長に話を聞いた。

 

第2回【駆け付け】

低圧太陽光発電所のO&M(管理・保守)を始める
販売・施工会社のための新コーナー。
第2回は駆けつけについて解説する。

 

 

米国初!テスラの蓄電池を電力会社が販売
新たな系統運用ビジネスへ​

米国では、電気自動車メーカーの米・テスラと手を組み、安価な蓄電池を販売することで新たなビジネスを模索する電力会社が現れました。

 

 

 

 

    

インサイドニュース

日立パワーソリューションズ太陽光併設型風力発電システム開発

デルタ電子、低圧向け16・5kW機新発売
大豊G&N、既設発電所向け発電効率アップ提案強化

新世紀PV会、業務用専門委員会

アイフォーコム、現場作業者見守りサービス提供開始

中・ライセンエネルギー東京事務所開設

仏シエル・テール水上発電所計12MW稼働へ

いさみや、埼玉・熊谷に京セラFC店開設

日本太陽光メンテ協会浜松市らとメンテ体制構築へ

サンケン電気、新エネ関連セミナー開催

『関西スマートエネルギーWeek2017』
開幕直前!展示会事務局長に見どころを聞く

 

カナディアン・ソーラー

新型パネルを2種発売

 

アイテス

自社製検査装置用オプション機器2種発表

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MARKER&DATA

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、セル、モジュールスポット価格)

FITにおける再生可能エネルギー発電設備を用いた発電電力量の買取り実績

国内太陽光関連企業 決算データ

       
     
 
         

 

発刊日 2017年08月25日
定価 1,940円
コード 80109-8 4910801090871 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年2月号

再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

詳細

PVeye 2024年1月号

飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2023年12月号

低位安定市場に光明 住宅再エネリバイバル

発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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