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PVeye 2018年3月号

特集「掘り起せ!自家消費需要 PCSと蓄電池の深まるカンケイ」

太陽光発電業界では、各社がFIT依存からの脱却を合言葉に新ビジネスの構築を急いでいるが、目指すところはほぼ絞られてきた。すなわち、自家消費需要の掘り起こしである。
そのためには、太陽光発電の弱点を補完する蓄電池との連携が欠かせない。蓄電池と密接な関係にあるPCS(パワーコンディショナ)メーカーは、早くも住宅用の一体型PCSや蓄電システムを開発、さらには工場への自家消費提案も本格化させている。
とはいえ、自家消費市場はまだまだ黎明期。PCSと蓄電池の深まるカンケイに迫り、新ビジネス創出への糸口を探る。

掘り起せ!自家消費需要

PCSと蓄電池の深まるカンケイ

太陽光発電業界では、各社がFIT依存からの

脱却を合言葉に新ビジネスの構築を急いでいる

が、目指すところはほぼ絞られてきた。

すなわち、自家消費需要の掘り起こしである。

そのためには、太陽光発電の弱点を補完する

蓄電池との連携が欠かせない。蓄電池と密接な

関係にあるPCS(パワーコンディショナ)メー

カーは、早くも住宅用の一体型PCSや蓄電シス

テムを開発、さらには工場への自家消費提案も

本格化させている。

とはいえ、自家消費市場はまだまだ黎明期。

PCSと蓄電池の深まるカンケイに迫り、

新ビジネス創出への糸口を探る。

 

住宅用蓄電システムに沸く

メーカーの競争と協調

迫る2019年問題を前に住宅用太陽光発電

市場が俄かに活気づく。 蓄電池の開発が熱を

帯びてきたからだ。

新興市場ではPCS(パワーコンディショナ)と

蓄電池が融合し、 メーカーの競争と協調が

生まれている。

 

 

フォーアールエナジー

蓄電池再使用工場4月稼働へ

 

19年問題で覚醒するか!?

伸び悩むV2H市場

EV(電気自動車)で太陽光電力を有効利用

するためにはV2H(車から家への電力供給)

が必要だが、導入が遅れている。

なぜなのか。

 

「FIT売電から自家消費へ

用途変化にも全方位展開」

SMAジャパン 今津武士 代表取締役社長

 

 

FIT脱却の最有力

本格始動するか 産業用自家消費

脱FITモデルの筆頭格といえる〝自家消費〟は、 産業用分野でも有力視されているが、

市場規模は小さい。いかに需要を呼び込むか。

挑戦が始まっている。

 

 

フィールドロジック、自家消費対応の計測端末4月発売へ

複数機能を集約

 

九電、出力抑制機未設置者に最終通告

低圧事業者の4分の3は未対応

 

「FITに依存しない未来を目指す」

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)

スマートソーラーソリューション事業部

張巍巍本部長

 

 

いよいよ最終章!

白熱するFIT特需争奪戦

FIT依存からの脱却が叫ばれる一方、出力10kW以上のFIT特需争奪戦が最終章を迎えようとしている。勝負を制するのは誰か。

 

ウェーブエナジー、

DC1500V対応のパッケージ製品開発

 

「18年はDC1500V対応111kW機に力点」

サングロウジャパン 趙天工社長

 

 

活躍の場が拡がる!?

重電系PCSメーカーの脱FIT

脱FIT戦略としての太陽光発電と蓄電池の組み合わせは自家消費用途にとどまらない。

重電系PCSメーカーの活躍の場が

拡がりそうだ。

 

     

     

 

     

 

 

      

   

           

     

 

 

     

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

      

 

 

      

 

      

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

      

強度2倍超!

厳格JISが義務化へ

厳格な新JIS(日本工業規格)の設計基準が

義務化される。経産省が年内に関係省令を

改定する。

架台には従来比2倍超の設計強度が要求され、建設費の増加は避けられそうにない。

 

米国が太陽電池に輸入制限

国外産セル・パネルに関税30%

1月22日、米政府は米通商法201条に基づき、米国外産の結晶シリコン型太陽電池に対し緊急輸入制限を発動すると発表した。

これを受け、中国や台湾のパネルメーカーは

対抗して米国内での工場建設を表明。

米市場がざわついている。

 

デンカシンキの失敗と挑戦

新電力、第3者所有のリスク露見

愛媛県松山市で太陽光発電設備を販売するデンカシンキが経営難に陥った。新電力や第3者

所有事業で痛手を被っていた。

だが、メガソーラーを売却して危機を脱し、

巻き返しを図る。再建できるのか。

 

来年度売価3円減

太陽光は18円に

来年度の売電単価がほぼ確定した。

出力10kW超の太陽光発電はkWhあたり

税別18円になる。経産相が間もなく

正式決定する。

 

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「再エネ普及で送配電網の価値は変わる」

東京電力パワーグリッド 岡本浩取締役 副社長

再生可能エネルギーの普及拡大に向け、送配電網の利用率を高める

コネクト&マネージの導入が検討されているが、再エネ事業者は何をすべきか。

東京電力パワーグリッドの岡本浩副社長に聞いた。

Vol.22 日本電工開発 技術研修センター試験発電所

磯沼ミルクファーム[東京都]

地域に愛される場所を目指す街の牧場

メテオコントロールジャパン 山時義孝 社長

「1.2GWのパイプライン獲得

今年から出荷本格化」

 

インサイドニュース

電力を回転円盤に貯蔵!

超電導フライホイールで出力変動対策

 

ウェザーニューズ 太陽光発電量予測を開始 
ラプラス 低圧向け監視装置4000台出荷へ
三菱地所・サイモン、自家消費用PV 1MW設置
メデア、低価格の蓄電・V2H一体器を80台販売
日本ワイドミュラー 1500V接続箱70MW販売
ダイキアクシス 屋根借り太陽光発電に参入
デジタルグリッド、電力自動取引システム開発 19年事業化へ
フージャースHD エネルギー事業強化
シェアリングエネルギー、屋根借り太陽光発電で創業
ミドリ安全、高所作業用ハーネス販売強化
サンコーシヤ、独立電源設備を小型化
トランサンソーラー、営農用単結晶パネル7月発売へ
新世紀PV会 新エネ専門委員会開催 EMSやV2Hを紹介
太陽工房、車載用太陽光発電設備発売
ラスコジャパン 太陽光関連30%増収

            

エコテックシステム

蓄電池販売歴12年 自家消費モデルを積極提案

 

第8回 【獣害対策】

 

上海質衛環保科技
PID対策装置発売

逆バイアス電圧印加で出力回復

 

LIXIL
特殊形状屋根向け小型太陽光パネル

 

エナジー・ソリューションズ
低圧向け遠隔監視装置

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MARKER&DATA

 

世界市況データ(ポリシリコン、ウエハ、

セル、モジュールスポット価格)/
東証インフラファンド市場における上場銘柄の株価推移/
日本卸電力取引所におけるスポット市場の平均取引価格推移/
国内太陽光関連企業決算データ

       
     
 
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発刊日 2018年02月24日
定価 1,940円
コード 80109-2 4910801090284 01796

PVeye 2024年4月号

安定成長に漂う不透明感 オンサイト太陽光最前線

発刊日:
2024年03月25日
定価:
1,980円

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PVeye 2024年3月号

過熱する開発競争 蓄電池ビジネスの全貌

発刊日:
2024年02月24日
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1,980円

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再生可能エネルギー 市場別分析2024

発刊日:
2024年01月25日
定価:
1,980円

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飛躍の年になるか 再エネ大予測2024

発刊日:
2023年12月25日
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発刊日:
2023年11月25日
定価:
1,980円

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