徹底解説!太陽光発電所バリューアップ術

バリューアップ術 その❺ 蓄電池併設

調整後プレミアムで収入激増〝FIP転+蓄電池〟の経済効果

FITをFIPに切り換えて太陽光発電所に蓄電設備を併設すると、九州では収入が大幅に増加する。〝FIP転+蓄電池〟の経済効果を検証する。

電力自由化の目的は公正かつ健全な競争環境の構築で、そのために電力を取引するJEPX(日本卸電力取引所)が創設された。それゆえ、再生可能エネルギーの発電事業者も本来はJEPXへの卸売電による事業化に挑むべきであるが、ハードルは高い。そこでJEPXへの卸売電を前提にFITの事業者と同等の収入が得られるよう補助するFIP(フィード・イン・プレミアム制度)が導入された。

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