出力抑制ルール 自家消費設備は例外
余剰電力には抑制
前述のとおり、自家消費分は出力抑制の影響を受けないが、電力系統に流す余剰の電力量は抑制される。仮に晴天時に100kWh発電して、施設内の電力使用量が40kWhだった場合、本来は40kWhを自家消費し、60kWhを売電できるが、前述のとおり60%の出力抑制がかかると、売電量はゼロになるのだ。同じ状況で、自家消費量が30kWhだった場合、10kWhしか売電できない。
ともあれ、電力会社へ確認するなど、ルールをよく把握したうえで顧客へ提案するようにしよう。