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ソーラーフロンティア単結晶パネル発売

新製品の単結晶パネル『SFB250-88A』

太陽光パネルメーカーのソーラーフロンティア(渡辺宏社長)は2021年10月29日、住宅向けに単結晶パネルを発売すると発表した。PCS(パワーコンディショナ)や蓄電設備、架台とともに設備一式で売り出す。太陽光パネルはOEM(他社ブランドでの生産)企業から調達、11月1日より同社ブランド品として代理店や住宅メーカーへ卸す。

新商品は、158.75㎜角セル88枚搭載の単結晶パネルで、出力は250W、変換効率は19.3%である。外形は1320㎜×977㎜×35㎜、質量は14.0㎏で、従来のCIS型太陽光パネルと比べ、外形をほぼ変えないまま、質量を4.5㎏軽くしつつ、1棟あたりの年間発電量を約22%向上させたという。

本体には黒色を採用、独自の施工法で太陽光パネルの設置高さを抑えれば、屋根と一体感のあるデザインが可能になるようだ。

出力保証期間は20年。保証値は初年度97%、以降毎年マイナス0.7%とした。同社は公共産業用での使用も想定し、販売していく。

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