スカイジャパン、太陽光カーポートの新製品拡販へ
太陽光カーポートメーカーのスカイジャパン(大阪市、佐伯信太郎社長)は2022年2月、太陽光搭載カーポートの新製品の販売を本格化した。年間400~500台の販売を目指す。
同社は21年10月に新しいアルミ製の太陽光搭載カーポートを発売した。パナソニック製の太陽光パネルを出力約6kW分搭載した自動車2台用の住宅用と、同約12kWの4台用、約17kWの6台用、約22kWの8台用の産業用製品を開発した。
新製品では、太陽光パネルをカーポートの上に登らずに裏留めできるようにして施工性を高めた。さらに、カーポートの柱の数を従来品より減らし、コスト低減を実現した。
同社は12月に新製品を出荷し、22年2月以降、本格的に販売していく。太陽光カーポートに加えて、要望があれば、太陽光発電用PCS(パワーコンディショナ)やEV(電気自動車)用普通充電器、V2H(車から家への電力供給)設備を供給する考えだ。
同社は17年より太陽光カーポートの販売を開始、改良を重ねてきた。これまでに累計で約400台出荷している。