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GBP、代替パネル販売強化

半年で1000枚に

龍川洋平社長

太陽光関連製品を開発するGBP(東京都千代田区、龍川洋平社長)はこのほど、太陽光パネルの代替品販売を強化している。2021年8月から半年で1000枚販売した。発売次年度は1万枚を目指す。

同社は、災害などで太陽光パネルが損傷し、交換を求める発電事業者などを対象に、旧式のパネルを販売している。架台のサイズに制限があるなどの理由でパネルの代替品需要が一定規模見込めると判断し、21年8月に交換サービスを事業化した。

旧式の太陽光パネルの仕様書に基づいて中国・上海の工場で代替品を委託生産する。出力は200Wから400Wまで対応でき、単結晶型や多結晶型、156㎜角セル60枚搭載品、同72枚搭載品など、細かい仕様にも応じる。さらに、10年間で90%以上、20年間で80%以上の出力保証と、10年の製品保証を付与する。 ただし、太陽光パネルの最低発注量は原則50枚だ。両面型や三角形型の特別品などは対応できない場合がある。

同社の龍川洋平社長は、「最も多いのは、出力200W~300W、156㎜角セル60枚搭載品だ。発電事業者のほか、O&M(管理・保守)業者やEPC(設計・調達・建設)企業からの依頼が多い」と状況を語る。 同社は19年に設立。接続箱や集電箱などの太陽光関連製品を開発し、ODM(他社ブランドでの設計・製造)を展開している。

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