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オムロンソーシアル 産業用蓄電設備発売へ

蓄電池最適制御へ

また、同社は22年3月より地域新電力会社の能勢・豊能まちづくりと蓄電池の最適制御に向けた実証実験を始めた。能勢・豊能まちづくりが能勢町役場にPPAモデルで設置した出力26.39‌kWの全量自家消費用太陽光発電設備と、蓄電容量16.4kWhの蓄電設備を活用し、オムロンソーシアルソリューションズは太陽光発電用PCSと蓄電設備を納品した。

21年1月に発生したJEPX(日本卸電力取引所)スポット価格の異常高騰を受け、蓄電池を使ったリスク低減の観点から両社は今回の取り組みに着手した。

JEPX価格を考慮しながら、施設内の電力消費量や太陽光発電量を予測し、蓄電池の最適な運用方法を検証する。まずは向こう1年間でデータを収集し、蓄電池を使ったインバランス低減の方法などを探っていく。

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