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ソーラーエッジ 韓国で蓄電池セル工場稼働

イスラエルのPCS(パワーコンディショナ)メーカー、ソーラーエッジは2022年5月、韓国で蓄電池セルの製造工場を新設したと発表した。認証用試験セルの製造から始めており、22年後半には工場を本格稼働させる予定だ。

同社は約1.4億米ドル(約189億円)投じて建設した新工場で、ニッケル、マンガン、コバルトを正極材に使用する三元系の蓄電池セルを製造する。セルの年産能力は、蓄電容量換算で約200万kWhに及ぶという。

同社は18年、韓国の蓄電池メーカー、コカムを買収するなど、蓄電池事業を強化してきた。従来はセルを外部から調達し、定置用蓄電池のほか、電気自動車やモバイルバッテリー、無停電電源装置(UPS)用途の蓄電池を生産してきたが、部材調達を強化すべく、セルの製造を内製化した。

日本向けの蓄電池販売はまだ行っていないが、今後は住宅用蓄電池を売り出すことを検討している。

韓国に建設した蓄電池セル製造工場『Sella 2』

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