シルファインジャパン フレキシブル型パネル発売へ
太陽光関連商材を販売するシルファインジャパン(福岡県新宮町、米津壮一郎社長)は2022年7月、軽量で曲げられるフレキシブル型の単結晶パネルを発売する。海外企業から調達し、販売店を通じて拡販していく。
太陽光電力の自家消費が拡大するなか、屋根の材質や耐荷重の問題でパネルの設置が難しいという課題もある。そこで同社は軽量で設置に汎用性のある同製品を商品化した。
新製品は、158㎜角ハーフカットセルを300枚搭載した出力300W、変換効率19.29%の単結晶パネルだ。バスバーに沿って切断したセルを張り合わせて受光面積を増やすシングリング技術を導入。ガラスやアルミフレームを使用せず、質量は通常のパネル約20㎏と比べ、約5.5㎏と4分の1程度である。最大120度まで折り曲げることが可能で壁面など様々な場所に設置できる。外形は1564㎜×994㎜×1.8㎜、価格は約3~4万円。出力保証期間は25年。
出力やサイズなど顧客の要望に応じたカスタマイズも行う。