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リケン、非FIT太陽光発電所開発に本腰

太陽光発電所のEPCを手掛けるリケン(東京都杉並区、縫村 信秋社長)が〝非FIT〟の太陽光発電所の開発に力を入れている。東京電力管内で用地を確保し、年内にも出力100kW規模の低圧太陽光発電所を6ヵ所開発する計画である。

同社は2021年9月より非FITの低圧太陽光発電所の開発を始め、土地の確保からEPCやO&Mまで行う体制を築いた。東電管内では22年9月に2ヵ所計200kWの太陽光発電所を、11月に4ヵ所計400kWの太陽光発電所を開発し、完工後は電力小売り会社に売却する予定だ。

同社営業部の縫村俊祐部長は、「低圧太陽光発電所であれば、4ヵ月程度で完工できる。様々な制約があるなか、短期間で開発できる低圧に重点を置くことにした」と経緯を語る。

太陽光パネルは中・ジンコソーラーやロンジ・ソーラー製を、PCS(パワーコンディショナ)は中・ファーウェイ製を、架台は中・安泰ソーラー製をそれぞれ採用している。主に農地転用が可能な第二種・第三種農地を開発していくという。

同社は12年にFITの太陽光発電所の開発に着手し、累計約100MW建設。非FITでは年間10MW規模の開発を目指す。

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