スマートソーラー、非FIT 太陽光発電所400MW開発へ
伊藤忠エネクスへ優先販売
太陽光発電所のEPC(設計・調達・建設)を手掛けるスマートソーラー(千葉県木更津市、手塚博文社長)は2022年8月3日、今後建設する地上設置型の太陽光発電所を伊藤忠エネクスへ優先的に販売すると発表した。24年までに19ヵ所、出力計400MW規模の開発を目指す。
スマートソーラーは200MWを超えるメガソーラー案件の開発に携わってきたが、FITが終息しても地上設置型の太陽光発電所建設を継続するため、九州と沖縄を除く全国で建設用地と電力系統を確保してきた。
伊藤忠エネクスは電力小売りを手掛け、FITを活用しない〝非FIT〟での太陽光発電所の運用を目指しており、今回両社は基本合意を結ぶに至った。
スマートソーラーはこれまで主に設計と調達を担当してきたが、施工費低減に向けて21年に自社で施工する体制を構築した。