エナジー・ソリューションズ O&Mの会員制度創設
エナジーリンクスと協業
遠隔監視装置開発のエナジー・ソリューションズ(東京都千代田区、森上寿生社長)は2020年8月5日、適切なO&M(管理・保守)の実施を目指し、発電事業者を対象とした会員制度を創設した。エナジーリンクス(東京都渋谷区、田中直行社長)と協業する。太陽光発電所の運営に必要なサービスや情報を提供する。
発電所の所在地や採用している機器の情報を入力すれば、想定発電量を自動で算出し、実発電量と比較できるサービスを開発した。会員がこの診断を無料で行えるようにし、結果が悪い場合にO&M契約を勧める。低圧1基あたり月額8800円からというO&Mのプランを用意した。会員には、フェンスや標識といった太陽光発電所運営に必要な設備を安く卸すほか、太陽光関連の情報を提供していく。会費は無料だ。
協業相手のエナジーリンクスは、太陽光発電所の売買を仲介するサイトを運営。今後、サイト会員に太陽光発電所の登録を促していくという。両社は3年間で1万件の太陽光発電所の登録を狙う。
エナジー・ソリューションズは8月14日、20年度補正予算における『産業保安高度化推進事業補助金』の交付が決まった。効率的なO&M手法の確立を目指す。