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エコリンクス、太陽光発電設備の設計代行強化

専門部署設置

太陽光発電所のO&Mを手掛けるエコリンクス(京都府木津川市、福田孝弘社長)は2022年11月1日、太陽光発電設備の設計を請け負う専門部署を立ち上げた。業務の効率を高め、受注拡大に繋げる。

同社は、建設用地や屋根の図面から太陽光発電所の各種機器の配置図などを作成する。機器の選定や発電シミュレーションも含めて設計業務を代行する。住宅用太陽光発電設備から低圧・高圧太陽光発電設備や蓄電設備まで対象を拡げ、主に太陽光パネルメーカーや商社から業務を受託する。

22年10月に本社のオフィスビルに専門部署を設置した。案件毎の専任を改め、在籍する10名の技術者で業務を集約し、効率を高めた。同社センター担当の湯浅孝介オペレーションマネージャーは、「月1000件だった作業能力が月1200件まで伸びた。技術者をさらに10名程増やしたい」と語る。

同社営業担当の河合陽平セールスマネージャーは、「自己託送を活用したいという企業が増えている。設計業務に加え、発電予測システムを開発しており、幅広いニーズに応えていく」と展望を語る。

同社は12年の設立以来、設計業務を受託しつつ、O&Mを展開。22年9月時点のO&M契約数は900件である。

同社は本社のオフィスビルに太陽光発電設備の設計を請け負う専門部署を設置した

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