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DMEGCジャパン、パネル販売好調

前年比倍増へ

4月に発売した両面発電パネル

中国太陽電池製造、DMEGC(横店集団東磁)の日本法人であるDMEGCジャパンの太陽光パネル販売が好調だ。6月までに150MW販売し、半期で昨年1年分の出荷を達成する見込み。通年では300MWの出荷を目指す。

DMEGCジャパンの楼虓社長は、「1~2年前に蒔いた種が順調に育ったと感じている」と手ごたえを口にする。今年6月までの出荷量は、自社ブランド品とOEM(他社ブランドでの生産)分を含め、昨年1年分に相当する150MWになる模様。特に昨年から開始した国内メーカーへのOEMが好調だった。

楼社長は、「現在までに230MW分の販売は確定済み」とし、「年間出荷量は300MWまで伸ばしたい」と意気込む。

その同社は4月から両面発電パネルを本格発売した。出力は300Wで、パネル変換効率は17.94%である。

楼社長は、「同出力の一般的なパネルに比べるとおよそ10%高額ではあるが、両面発電パネルは、設置環境によって発電量が10~30%上昇する」と利点を説く。

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