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ソーラー・カンキ社、パネル付き換気扇にUSB追加

製品は、換気扇本体と太陽光パネル、蓄電ユニットで構成される

独立型太陽光発電設備を製販するソーラー・カンキ社(東京都世田谷区、宮尾豊比古社長)は4月、太陽光パネル付き換気扇にUSB差込口を搭載して発売した。従来の24時間連続換気機能に加え、携帯電話などを充電できるようにした。防災需要に当て込んで売り出す。

同社は2012年に創業し、太陽光発電で稼働する換気設備の開発を始めた。13年には、出力15Wの太陽光パネルと容量20Ahの蓄電設備で24時間稼働する換気設備を発売。高気密住宅における24時間換気の義務化が発端だった。そしてこのほど2口のUSB差込口を備えた蓄電ユニットを採用し、充電できる仕様に刷新した。

近年は、防災倉庫向けの需要が増えており、宮尾社長は、「災害時に携帯電話を充電できると便利だろうと考えた」と商品化の経緯を語る。

太陽光パネルは専用の金具でベランダなどにも設置可能

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