トヨタが再エネ会社を7月設立へ
中電、豊通と共同出資
トヨタ自動車(豊田章男社長)は2020年7月をめどに、中部電力、豊田通商と再生可能エネルギーの関連会社を設立する。新会社では再エネ発電所を保有し、トヨタグループに再エネ電力を供給する計画だ。
トヨタが新会社の発行済株式の50%を保有し、発電所取得などの方針を決める。中電は同40%保有し、発電所の運営に関する技術支援を行う。豊通の株式保有比率は10%で、発電所取得の実務を担う。ただ新会社の資本金は非公表とした。
新会社が保有する発電所は太陽光発電と風力発電が中心だ。発電所毎に特別目的会社を設立する予定である。
トヨタは『トヨタ環境チャレンジ2050』で、自動車の環境負荷低減や、工場から排出する二酸化炭素をゼロにする取り組みを行っている。その一環で再エネ発電事業を推進し、新会社『トヨタグリーンエナジー』の設立に着手した。