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アイテス、インリージャパンと提携

海外でパネル検査器販売

太陽光パネル用検査機器開発のアイテス(滋賀県野洲市、五十嵐靖行社長)がこのほどインリー・グリーンエナジージャパンと提携し、2019年1月から海外へ進出した。中国でパネル検査機器の拡販を狙う。年間500~600台の販売を目指す。

同社が海外で販売するのは、ストリングの開放電圧と抵抗値を測定する機器や、太陽光パネルの断線を検出する機器だ。今年1月からインリーが本社を構える中国で販売を開始している。

アイテスは、外資系の投資会社やパネルメーカーが検査機器を求める声が多かったことから、海外への進出を検討していたが、海外では法律や慣習が大きく異なるうえ、商流や技術、販売支援などが障壁となり、単独では難しいと考えていた。

一方のインリーは、グループの海外拠点で使える効率的な検査機器を探していた。日本法人のインリージャパンが、国内で販売した太陽光パネルのアフターサポートの際にアイテスの検査機器を活用していたことから、今回の協業に繋がったという。

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