中フルスター、305Wパネル発売
太陽光パネル製販の中フルスターソーラー(竺峰社長)は、6月に出力305Wの単結晶シリコン型太陽光パネルを発売した。今後も高出力品の商品化を進めるという。今年より日本での代理店販売を始め、売り込みに力を入れている。
発売した太陽光パネルは出力305Wで、同社が従来主力としてきた製品から5W向上している。同社海外営業部の龚思思氏は「技術更新を重ねて年間5W程度のペースで性能の向上を図る。今後も高性能な太陽光パネルを提供していく」という。
同社は半年前よりモリタ電器とユナイテッドソーラーの2社との代理店契約を締結。龚氏は「日本は重要な市場だが、当社はまだ無名だ。これまでは施工業者へ直接卸すなどしてきたが、代理店販売を通じて宣伝と販売を強化したい」と、日本展開に前向きだ。
同社は2011年に創業し、16年に日本へ進出。後発ゆえ累計出荷量は65MWにとどまるが、OEM(他社ブランドでの生産)は行わず、販売を続けている。