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スミダ、防草シート初年度20万㎡出荷

太陽光発電所を開発するスミダ(広島県北広島町、隅田英治社長)は、2017年度の自社製防草シートの出荷量が20万㎡だった。中国に自社工場を抱え、昨年度に販売を始めた。今年度は60~100万㎡への増量を見込む。

同社経営企画室の佐藤忠寛室長は、「当初は中国の現地工場に委託して防草シートの生産を始めた。だが、品質の透明性を確保するため、今年2月より完全に当社の直営とした。これにより低価格と高品質を両立している」と説明する。

防草シートの材質はPET(ポリエチレンテレフタラート)で、繊維の密度は350g/㎡、耐用年数10年である。

同社は1974年に土木事業で創業し、設計から建築まで手掛ける総合建設業へと業容を拡大。14年から太陽光発電所の開発を始めた。

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