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ジンコソーラー、技術セミナー開催

太陽光パネル世界最大手の中ジンコソーラーは9月5日、都内で技術セミナーを開催した。同社が日本で独自のセミナーを開催したのは初めて。パネルの長期信頼性や自家消費提案に関する講演のほか、高出力を特徴とする新製品も紹介した。

同社は世界各地で同様のセミナーを催しており、日本でもこのほど取引先などを招いて開催された。デュポン・スペシャルティ・プロダクツが太陽光パネルの長期信頼性、日立システムズが産業用自家消費提案、安川電機がパワーコンディショナに関する講演を行った。

同社担当者は「企業同士の出会いの場としても活用してもらえれば」としたうえで、「今後は定期的に開催していきたい」とした。

同社はセミナーにおいて太陽光パネルの新製品も紹介。『チータ』シリーズと名付けられた新型パネルは、太陽光発電事業における高いIRR(内部収益率)の獲得やLCOE(均等化発電原価)の低減を目指したもので、PERC技術やハーフカットセルを搭載している。72セル相当の単結晶パネルの出力は最大400Wで、今年第4四半期(10~12月)から量産を開始する予定だ。

セミナーの模様

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