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フォービスリンク、パネル洗浄製品拡充

純水製造機を内蔵しない小型のパネル洗浄機。1人で運搬と作業ができ、10ℓの水で26枚のパネルを洗浄可能

太陽光発電設備を施工・販売するフォービスリンク(東京都江東区、小西康友社長)はこのほど、パネル洗浄向け製品の種類を増やした。現在は純水を用いる洗浄機だが、新たに洗浄剤の提案を始めた。純水で対応できない現場からの受注拡大を狙う。

同社の福島尚行監理部長は、「当社は洗浄機の販売だけでなく、レンタルもしている。リピーターが多く、工業的な汚れの付着したパネルなど、純水洗浄の困難な案件が持ち込まれるようになった」と経緯を話す。すでに洗浄剤メーカーとの契約を結び、営業活動も進めている。

同社の親会社である日本フォームサービスは2008年より、独リーマン製の、純水製造機を内蔵したパネル洗浄機を代理店販売している。14年には同製品の技術をもとに、純水製造機を搭載しない小型タイプを開発。同年からフォービスリンクが両タイプの洗浄機の販売と小型タイプのレンタル、出張洗浄サービスを行ってきた。

販売実績は低調で、主としてレンタルの注文を獲得してきたが、15年をピークに受注は減少傾向にある。商材を増やすことで、てこ入れを図る考えだ。

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