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台デルタ電子、蓄電システムJET認証取得

外資初

外資メーカーの製品で初めてJET認証を取得した『セーバーH』

台デルタ電子は7月、住宅用ハイブリッド蓄電システムがJET(電気安全環境研究所)認証を取得したことを明かした。蓄電システムの外資メーカーで同認証を取得するのは初めて。

同社はPCS(パワーコンディショナ)出力5.9kW、蓄電容量6kWhのハイブリッド蓄電システムを昨年開発した。特徴は200V機器に対応できる点。自動自立運転切り替え機能も搭載し、停電時でも使える。太陽光発電のMPPT(最大電力点追従)回路数は3回路。屋内・屋外とも設置可能で、氷結のない場所であればマイナス25度~60度の環境下で使用できる。蓄電池はパナソニック製のリチウムイオン蓄電池を採用し、2台まで繋げる。

同社エナジーインフラ営業本部の宮崎偉生ゼネラルマネージャーは「ハイブリッド製品なので、太陽光発電とのセット提案を強めていきたい」と方針について話す。

同社は産業用の自家消費案件でも1件実績があり、福島県の施設向けに自社製の蓄電容量120hのリチウムイオン蓄電池と、出力125kWの蓄電池用PCS、さらに同100kWの太陽光用PCSを供給している。

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