Inside News

チントソーラージャパン、中バーソル製架台取扱い開始

両面発電パネル今秋発売へ

中チントソーラーの日本法人は今春より中バーソルソーラー製架台を販売している。秋には両面発電パネルの発売を予定しており、品数を拡充し、販売を伸ばす狙いだ。

バーソルソーラーはチントグループの架台メーカーで、日本での販売実績は300MW程あるが、チントソーラージャパン営業部の張恺杰セールスマネージャーによれば、「数年前より、会社の方針から日本での販売をやめていた。それが今年から我々を通じて再開することになった」。

チントソーラージャパンがバーソル製架台を取り扱う利点について、張セールスマネージャーは、「パネルと架台を我々から購入することで購買窓口をまとめられる」とし、製品について、「アルミではなく鉄製で、強度面で優位性がある」という。パネルとのセット販売が主だが、架台の単体販売も行う考えだ。

また、チントソーラーは、秋にも両面発電パネルの量産を開始し、日本へ供給する。両面発電パネルは水上や積雪地域、海外では砂漠などで効果を発揮するとも言われ、特殊な場所で需要が伸びると期待されている。

2016年11月に設立したチントソーラージャパンは、17年3月期こそ準備期間で実積はほとんどなかったが、18年3月期は10MW販売した。今期は、架台とのセット販売や、昨年からの期ずれ分も多くあることから、100MWを見込む。

チントソーラーの強みについて、営業部の槌谷晋部長は「チントソーラーは、ミュンヘン再保険に加入しており、9年連続で契約を更新した。品質には自信がある」とアピールする。

Inside News を読む

一覧を見る