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ワランティテクノロジー EV機器の延長保証開始

長府工産と提携

住宅設備の延長保証を手掛けるワランティテクノロジー(東京都千代田区、今村末男会長)は、再生可能エネルギー設備商社の長府工産と提携し、2023年7月に長府工産が販売するニチコン製EV(電気自動車)関連機器の延長保証を開始した。EV機器の保守代行も始め、延長保証サービスを拡げていく。

同社は、長府工産が販売するニチコン製V2H(車から住宅への電力供給)設備やEV普通充電器、EV急速充電器の保証期間を最大10年間延長する。機器の使用者から延長保証料を集め、メーカーに依頼する修理の費用や交換費用を負担する。EV充電器の保証期間は、5年、8年、10年から選べるようにした。

メーカーの製品保証の規定に則り、通常使用による本体の故障や、充電ケーブルなどの付属品の故障に応じるが、過失や災害による故障は対象外とした。32年までに6000件の契約締結を目指す。宮原年明COOは、「EVの普及が見込まれるなか、ハウスメーカーなどからEV関連機器の延長保証に対する要望があった」と語る。

また同社は、販売・施工店向けにEV関連機器の保守代行を始めた。全国約800の長府工産の協力会社と自社の協力会社を通じて機器の定期点検や故障時の修理を行う。対応機器は長府工産が販売するニチコン製V2H設備とEV普通充電器、EV急速充電器。

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