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NTTドコモ、ドローンでパネル検査サービス開発

鹿児島・日置のメガソーラーでパネル検査を実施

NTTドコモ(吉澤和弘社長)は今年2月、太陽光発電所の検査をドローンで効率的に行うサービスを開発した。O&M(管理・保守)会社を対象にドローンの運用を総合支援する。無線技術を活かした新事業を築く考えだ。

サービスは、ドローンの運航やデータ解析の総合支援。次世代無線技術LTEなどを活用し、ドローンの複数台自動飛行や遠隔操作、撮影画像の常時取得までインターネット上で管理できるようにした。

今年3月には、鹿児島のEPC(設計・調達・建設)会社、南国殖産と協力し、メガソーラーでドローンによる点検を試験的に実施。45万㎡の敷地に設置された出力28.8MW分の太陽光パネルを、ドローン3台自動飛行させて自動で点検した。

ただ、サービスの発売時期は未定で、まずはドローンの貸与やパイロットの派遣を今春から始める。料金は、ドローンとパイロットの派遣で1日あたり60万円だ。

同社スマートライフ推進部コミュニケーションサービスの藤間良樹担当部長は、「無線技術やプラットフォームの運用ノウハウを活かし、ドローンのサービスを幅広く提供していく」と意気込む。

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