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メデア、低価格の蓄電・V2H一体器を80台販売

同社は、蓄電容量6.5kWh、出力1.5kWの蓄電池を採用。商用電源が停止した際は、太陽光発電設備や電気自動車の交流電源からも充電できるため、簡易的なV2Hが行えるとしている。

また、制御用分電盤とタブレット端末も設備に含み、HEMS(家庭内エネルギー管理システム)を提供。一連の設備を99万円で販売する。

同社の山本耕司取締役技術部長は、「他社との差別化の観点から一式100万円未満の価格を目指した」とし、「住宅全体の電力の一部のみを賄う特定負荷専用の小出力電源とすることで価格を下げた」と話す。さらに開発経緯として、「東京電力のオール電化向け料金が変更され、最大電力使用量を基準に電気料金が決まるようになったので、家庭でも蓄電池によるピークシフトの需要が見込めると思った」という。

同社は昨年10月に製品を発表したが、本格的な販促は2月末に開始する。設備が単純なことから施工が容易で、既築住宅向けに強く提案していくという。

山本耕司取締役技術部長

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