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ラスコジャパン、太陽光関連30%増収

太陽光発電設備向け基礎を製造するラスコジャパン(兵庫県三木市、島谷学社長)は2017年12月期、太陽光発電関連の売上高が前期比30%増の7億3400万円だった。新製品の売れ行きが堅調だったほか、架台も含めた依頼が増え、売上を伸ばした。

同社の独自基礎は、コンクリートの土台を通してスチール製の杭を斜めに4本打ち込むというもの。施工に際し重機が不要なため、「軟弱地盤や傾斜地での施工例も多い」(営業設計部の中塚正明次長)。

同社は16年夏に土台部分をコンクリートから鋳鋼に変え、軽量化を図った新製品を発表。17年から出荷を本格化した。さらに17年は、基礎だけでなく、「架台まで含めた受注が多かった」(中塚次長)こともあり、売上高が前年比30%伸長した。

中塚次長は「最近は特別高圧案件の引合いが多い。18年も前期と同程度の売上を目指したい」と語った。

16年夏発売の同社製基礎

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