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リックス、太陽光発電搭載カーポート発売

パネルはREC製

昨年11月に発売した新型太陽光発電搭載カーポート

太陽光発電設備の販売・施工を手掛けるリックス(長野県飯田市、熊谷弘社長)は2017年11月、太陽光パネル搭載カーポートを発売した。スカイジャパンと共同で開発した。まずは長野県内で販売し、全国へ提案していく。

新製品はノルウェーの太陽電池メーカー、RECソーラー製290Wの多結晶パネルを20枚搭載した車2台用のカーポート。REC製パネルを主力製品として扱うリックスが、太陽光パネル搭載カーポートを販売しているスカイジャパンにREC製品の採用を依頼し、共同開発した。

リックスの熊谷社長は、RECについて、「パネルは実発電量が多く、耐久性も高い。不良率は9MWに1枚程と聞いている。会社の財務状況も健全だ」という。

新製品は、熊谷社長によれば「実発電量の多さはもちろん、耐久性の高さが特徴だ」。46m/秒の風に耐え、最大65㎝の積雪にも対応している。大きさは幅が6.7m、支柱間が5.5mで、奥行は5.185mだ。屋根傾斜角度は10度である。

リックスは、新製品の総代理店となり、今後は全国への販売を広げていく。まずは同社が本拠を構える長野県内の家庭向けに、材工込み税別228万円で提供する。

熊谷社長は「太陽光発電に興味はあるけれども屋根には設置したくない、と考えるユーザーを中心に提案していきたい」と抱負を語った。

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