アキュラホーム、家電一括管理のZEH発売
住宅建設のアキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)は2017年12月26日、新開発のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を発売すると発表した。インターネットを介して家電製品を一括制御できる仕組みを施し、従来よりも利便性を向上させた。ZEHの付加価値を増やし、販促につなげる狙いだ。
同社は、今回発表した住宅に7.25kWの太陽光発電設備を搭載。年間発電量は8300kWhを見込む。さらに家電製品や空調機器、照明をスマートフォンで一括管理できるIoT(モノのインターネット)機能を導入。KDDIの提供する仕組みを採用した。
同社商品開発課の山口学担当課長は、「住人の生活を豊かにするという根本理念に基づき、ZEH規格やIoT機能といった種々の要素を集約した」と話す。18年3月末までの期間限定で、1月より受注を開始する。
同社は16年夏頃よりZEHを売り出し、17年1月より販売を本格化。現在ZEHの販売数は総住宅販売数の10%を超えるという。