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フジテックス、太陽光向けフェンス販売急増

環境商材を販売するフジテックス(東京都新宿区、大越卓社長)は、2018年3月期の下期、フェンスの販売量が上期と比べ倍増する見込みだ。FIT改正でフェンス設置が義務化され、11月から注文が増えた。設置期限の18年3月までさらに販売が伸びそうだ。

同社は改正FIT法の施行を受け、6月に太陽光発電所向けにフェンスの販売を開始した。ただ想定したほど伸びず、9月までの販売量は3万mにとどまっていた。

それが11月から一転して問い合わせが急増、11月の受注量は前月比2倍まで伸びた。18年3月末はみなし認定事業者のフェンス設置期限だ。注文は殺到し、今期のフェンス販売量は約7万mまで伸びるという。

同社エネルギー事業部の担当者は「投資目的で太陽光発電に参入した事業者は法改正や業界の情報に疎く、ようやくフェンスの義務化を認知し始めたのだろう」とし、「設置期限を迎える18年3月に向けて施工店や担当省庁からの告知も増えると思われ、フェンス需要は上がっていくだろう」と期待する。

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