Inside News

JET、O&M認証の登録業者数5社に

第三者認証機関のJET(電気安全環境研究所)は、太陽光発電所のO&M(管理・保守)に関する認証事業における保守点検業者の登録数が9月末で5社に達したことを明らかにした。改正FIT法による太陽光発電所の保守・点検の義務化でO&Mの重要性が高まっていることも追い風になっているようだ。今年度内に10社を目指す。

JETが昨夏に開始したO&M認証事業は、直流電圧1500Ⅴ以下で出力50kW以上の太陽光発電設備を対象に、JETによる登録を受けた保守点検業者に所属する保守点検技術者が作成した保守点検報告書を認証するというもの。認証対象となる報告書を作成できる業者と技術者はいずれも登録制。3年毎に確認を行ったうえで更新していく。

今年9月末時点での登録業者は、横浜環境デザイン、エネテク、東京電設サービス、タデック、トチオンの5社。登録技術者は15名。

報告書の認証は申込みに応じて個別に行うため、現在までの認証数は4件にとどまる。金融機関などからの要望を受け、報告書の認証を取得する場合もあるようだ。JET電力技術試験所の大林只志担当部長は、「報告書の書き方の手順の作成も検討している。今年度中に公開できれば」と語る。

Inside News を読む

一覧を見る