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リバースN51、太陽光パネル自動洗浄装置500台突破

パッパー3は台湾でも販売している

リバースN51(東京都港区、中川孝一社長)が販売する太陽光パネル自動洗浄装置『パッパー3』の販売台数がこのほど500台を超えた。メンテナンス需要の高まりを受け、受注を伸ばした。

同製品は2016年3月に販売を開始。太陽光パネルと蓄電池を装備しており、晴天時はパネル外のホームポジションで待機し、雨水を感知すると自動で洗浄を始める。本体価格は49.8万円、リースの場合は月額3.9万円。台湾でも現地企業と代理店契約を締結し、海外展開も進める。中川孝一社長は、「パネル洗浄などのメンテナンスはいかに効率よくできるかが重要。設備を長年保護するための清掃は欠かせない」と語る。

16年8月には、積雪対策、パネル冷却用の自動散水装置の販売も開始した。雨水をタンクに貯水し、冬場はタンク内の電熱棒で雨水を昇温して、パネルに水を散水する。

中川社長は、「メンテナンス用に開発したが、融雪など別の用途での引き合いが増えた。夏場は冷却効果によって発電効率が13%上昇した結果も出た。灰などの特殊な汚れに対応できるよう改良を進めていく」と今後の展望を述べた。

自動散水装置「SUN-SUI51」の温水は40〜50℃まで温度が上がる

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