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『関西スマートエネルギーWeek2017』開幕直前!

展示会事務局長に見どころを聞く

9月20日から3日間、スマートエネルギーの総合展、『スマートエネルギーWeek』がインテックス大阪で開催される。主催者リードエグジビションジャパンの飯田真人スマートエネルギーWeek事務局長に見どころを聞いた。

──『関西スマートエネルギーWeek』はどういった展示会か

非常に特徴的なのは、新エネ、省エネ、蓄エネの全てを網羅したエネルギーの総合展だということです。様々なエネルギーに関するアプリケーション、技術や製品が一堂に会する機会となりますので、来場するメリットが非常に大きい展示会だと思います。

今回で5回目となりますが、おかげさまで5年連続規模を拡大できています。エネルギーの地産地消が注目されるなか、西日本地域に根差した展示会として地域性も評価いただいています。

 

──昨年との違いは

まず『関西スマートエネルギーWeek』内に新たな展示会を2つ立ち上げました。それが『火力発電EXPO』と『風力発電展』です。幅広いエネルギー技術を見たいというニーズが多かったので、今年3月に東京で開催した『スマートエネルギーWeek2017』と同じコンセプトで開催することにしました。今年はこの2つを加えて、合計8展での開催となります。

それから『関西住宅・都市イノベーション総合展』と『関西高機能素材Week』を同時開催します。前者は昨年12月に東京ビッグサイトで初開催した展示会と同じコンセプトで、照明や建材、水回りなど、住宅からビル・都市開発までを網羅した展示会となります。スマートハウスやZEHに関する展示もあり、太陽光発電との親和性も非常に高いと思います。

『関西スマートエネルギーWeek2017』の出展社数は、前回比70社増の350社となる見込みです。同時開催展を含めると合計810社となる予定で、全体で5.5万名の来場を想定しています。

 

──見どころは

太陽光関連でいえば、改正FIT法が施行されたこともあり、フェンスや標識などを含めた改正FIT法対応パッケージを出展予定の企業が増えているようです。メンテナンス関連技術であるドローンや遠隔監視サービスなども目立っています。

また、今年はEUパビリオンという形でEU加盟国の企業43社が出展します。太陽光やバイオマス、スマートグリッド、風力、それから地熱、小水力関連技術なども展示される予定です。米・テスラ社も出展されるのですが、新型EVである『モデル3』の試乗会も計画しています。

 

──今年のセミナーは

今年も多種多様なセミナーを用意しています。例えば、『スマートグリッドEXPO』の基調講演では、経済産業省近畿経済産業局の石垣宏毅・資源エネルギー環境部部長と、関西電力の白銀隆之・電力流通事業本部副事業本部長に、スマートエネルギー社会実現に向けた課題と展望についてお話しいただきます。太陽光関連の基調講演についても3日目午後の日程で現在調整しています。

『関西スマートエネルギーWeek』のセミナーの特徴は、西日本の企業による講演が多いことです。西日本でのスマートエネルギー関連の展示会はほとんどありませんので、最新技術を見てもらえる良い機会となるはずです。

また、ビジネスのヒントになるようなテーマを数多く用意した技術セミナーも連日実施します。導入のイロハから今後のビジョンまで、いつ来ていただいても情報を得て帰ってもらえると思います。

飯田真人事務局長

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