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エネホル、自社製新型PCS発売

屋内設置型5.5kWと4kW機

新製品2種の外観

太陽光発電システム商社の日本エネルギーホールディングス(岡山市北区、藤木慎太郎社長)は2月、自社製新型PCS(パワーコンディショナ)を発売した。新たに屋内設置用5.5kW機と4kW機をラインナップに加えた。両機を合わせ、2017年度に1000台販売する目標を掲げている。

パナソニックから製品を調達し、自社ブランド品として一般住宅向けに販売する。昨年2月に発売した屋外設置用PCSに続き、自社ブランド製品のラインナップを拡充した。

新製品2種は、ともに変換効率が96%。入力電圧範囲は直流50V~450Vで、最大入力動作電流は40A、回路数は1回路である。オプションで脱衣所や洗面所に設置するための防湿カバーもある。

藤木社長は、「屋外設置型PCSは主に10kW超の案件に向け出荷してきた。今後産業用市場が減少していくはずだ。自社ブランドPCSの発売を機に住宅市場の開拓に力を注ぎたい」と意気込む。

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