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日本リビング保証 大型蓄電設備の延長保証開始

最長10年間

住宅設備保証の日本リビング保証は2023年10月1日から系統用蓄電設備と産業用蓄電設備のメーカー保証を最長10年まで延長するサービスを開始する。蓄電設備メーカーや販売会社を通じて、発電事業者やO&M(管理・保守)会社へ販売する。

同社は、保険会社と提携し、系統用蓄電設備と産業用蓄電設備のメーカーが設備の利用者に提供する1年程度の製品保証を10年まで延長できる保証を商品化した。最も高額な構成部品の損害額を保証の限度額とし、限度額の範囲であれば、修繕費や交換費も負担する。メーカーの保証期間や構成部品の原価などをもとに掛け金を設定し、保険料を徴収する。

同社エクステンドテック事業部の林敦部長補佐は、「部材の原価や修繕費などの情報があったので、延長保証の商品化が可能になった。現場対応の費用まで負担する仕組みだからO&M会社にとっても有益だ。メーカーによる長期保証の半額程度で提供する」と説明する。

同社は、メーカーの製品保証規定に則り、天災や施工不良、過失による故障は保証の対象外としたものの、要望があれば、天災への保証も提供する構えである。

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