エコフロー、可搬型蓄電設備を発売へ
蓄電設備を製造する中・エコフローテクノロジーの日本法人、エコフローテクノロジージャパン(東京都江東区、崔斌社長)は、このほど可搬型蓄電設備の新製品を公開した。早ければ2024年1月に民生用の非常用電源として売り出す。
同社は、出力6kW、蓄電容量6kWhの可搬型蓄電備を製品化した。1ユニット6kWhの蓄電池を5ユニットまで拡張できるようにしたほか、UPS(無停電電源装置)を搭載し、停電時に自動で電力を供給する機能を設けた。
親会社のエコフローテクノロジーは19年に定置型蓄電設備の開発に着手し、中・CATLから蓄電池セルを調達して商品化した。23年8月から欧州で販売しているだけに、日本法人の崔社長は、「可搬型蓄電設備に加え、定置型蓄電設備の販売も検討している」と状況を語る。
同社はエコフローテクノロジーの日本法人として19年に設立。電子商取引サイトで可搬型蓄電設備や折り畳み式の太陽光パネルなどを販売してきた。