荏原実業、住宅用蓄電市場参入へ
12月に子会社設立
さらにAI(人工知能)付きの通信制御機能も搭載する。同社が日系企業と共同開発した独自機能で、発電量や電力消費量などを把握し、最適制御を行うほか、天気予報情報と連動した警報表示機能なども備えるという。同社の本社工場で蓄電設備にAI付きの通信制御機器を取り付けて出荷する。AI機能の利用には使用料が発生するが、3年間は無料で提供する予定だ。
蔵見常務は、「競争力ある価格で提供していく」としたうえで、「次は三相200V出力に対応した法人向けハイブリッド蓄電設備も製品群に加えたい」と意気込む。