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サンフォース、住宅用太陽光システム発売

米国製高効率モジュール採用

横浜環境デザイングループの商社であるサンフォース(大阪府茨木市、坂口健司社長)は、12月より米国製の単結晶モジュールを採用した住宅用太陽光システムの販売を開始した。高効率かつ割安な商品として住宅用市場へ拡販していく構えである。

同社が新発売したのは、米・ファーストソーラー製のn型単結晶モジュールと、田淵電機製PCS(パワーコンディショナ)、ダイドーハント製架台などで構成される住宅用太陽光システム。最大の特徴は、薄膜CdTe太陽電池大手であるファーストソーラーが新たに市場投入した結晶系高効率モジュールを採用したことだ。

60セルタイプで公称最大出力295W、モジュール変換効率は18.0%。「ファーストソーラーは、世界で10GWを超える設置実績を持つ米国トップメーカー。信頼性も高い」(坂口健司社長)。

モジュール出力保証20年と製品保証10年、PCS製品保証10年のほか、10年のシステム保証も付与する。今後、大阪と東京で施工ID研修も実施する予定だ。50kW級の低圧発電所などにはモジュール単体でも提供していく。

坂口社長は、「高効率タイプでありながら、国内製多結晶モジュールを採用した住宅用システムと同等レベルの価格で提供できる。高品質かつ価格競争力を有する住宅用太陽光システムとして拡販したい」と語る。

同社は2003年にフォトボルテックとして設立、15年8月に現社名に変更した。新エネ・省エネ商材の販売のほか、近畿地区では工事機能も有する。

坂口健司社長

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